縦書きのおしゃれな名刺を作りたい!でもどうやって作ったらいいの?
名刺はビジネスマンにとって、仕事の獲得や円滑な取引に大きな影響を与える必須のツールです。
しかし、名刺のタイプが縦書きか横書きかで、その印象は大きく変わってきます。
名刺が与える印象とポイントを理解することで、自分に合った最強の名刺を手に入れてみませんか。
この記事では、縦書き名刺のメリットやおしゃれな縦書き名刺の作り方をご紹介します。
- 名刺の縦書きと横書きはどちらが良いか
- おしゃれな縦書き名刺の3つのメリット
- 縦型名刺の3つのデメリット
- おしゃれな縦書き名刺の作り方
これから名刺を作る方やおしゃれな名刺の作り方が知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
名刺の縦書きと横書きはどちらが良いか。結論「縦書き」は印象に残る
名刺には横書きと縦書きがあるけど、結局どちらいいのか悩みますよね。
そんなあなたのために、これから、横書きと縦書きのそれぞれのポイントお伝えしていきます。
現在は、横書きが一般的です。
理由としましては、社名を英語表記にしたり、海外の方とのやり取りのためにアルファベットでの表記が増えたからです。
一方で、縦書き名刺を採用している人や企業は少ないのが現状。
しかし、横書き名刺が一般的である現代だからこそ、縦書き名刺は「印象を残す」のに十分な役割を持っていると考えれます。
「印象を残す」ことができれば、仕事の獲得や円滑な取引に大きな影響を与えれるため、縦書き名刺はおすすめです。
おしゃれな縦書き名刺の3つのメリット
ここでは、おしゃれな縦書き名刺の3つのメリットを紹介していきます。
これらのメリットを理解し、ビジネスシーンで必須のツールである名刺を、より効果的な最強のツールにしていきましょう!
印象に残りやすい
先ほどもお伝えしましたが、現在の日本では横書きが一般的です。
理由は、英語表記の社名や長いURL、メールアドレスがコンパクトに見やすく収まる、デザインのレパートリーが豊富、ファイルなど横書きに対応しているものが多いため名刺の管理がカンタンということです。
日本の企業の約70%〜80%が、横型を採用している調査結果もあります。
しかし、上記の通り、横書きが主流の日本だからこそ、縦書き名刺は「印象に残りやすい」というメリットを持つことになります。
名刺交換や保管してある名刺を確認するときなど、同じようなデザインや形をした名刺の中に、1つだけ他とは異なる名刺が含まれていれば、自然と注意が向きます。
少数派であるからこそ、受け取った相手は珍しいと感じ、覚えてもらいやすくなるのです。
仕事ができる印象を与える
実際のビジネスシーンにおいて、取締役や社長、役員といった上位職の方ほど縦書きの名刺を多く採用しています。
また、老舗のお店や日本を感じさせる「和」のお店でも縦書き名刺を利用しているケースが多いです。
これらの理由として、縦書きの名刺には、「偉い人」「堅い人」「古風」といったイメージを与える効果があり、信頼や信用が大切な職業の方は、あえて縦書きの名刺を利用することもあります。
会社を設立してまもない頃は、認知度や信頼性がまだ無いゆえに、誠実なイメージや安心感を与える縦書きの名刺は、大きな効果を発揮するでしょう。
縦型特有の個性的なデザインが選べる
横書き名刺は、現代では主流のためそのデザインは豊富にあります。
一方で、横書きではどうしても表せないイメージやマッチしないフォントも数多くあるのも事実です。
たとえば、日本語はもともと縦書きの文化です。そのため漢字とひらがな、カタカナなどを用いた「和風フォント」との相性は、横書きよりも縦書きの方が、とても良いです。
この和風フォントは、先述した通り、相手に「信頼や信用、和の雰囲気」を感じさせるのに役立ちます。
縦型名刺の3つのデメリット
これまで縦型名刺のメリットを述べてきましたが、ここでは縦型名刺の3つのデメリットについて紹介します。
これらのデメリットを理解し、間違った印象を与えないような名刺を作成していきましょう。
人によっては嫌がられる
現在の日本企業の横書き名刺と縦書き名刺の割合は、おおよそ7:3であるとお伝えしました。
つまり、名刺に関連する商品は、大体が横書き名刺仕様で作られているのです。
たとえば、名刺を管理するためのファイルは縦型だけ向きが変わってしまい、そのままでは読みづらくなってしまいます。
目立つという利点はありますが、統一感や読みやすさという点では、嫌がる人が出てくる場合もあります。
硬いイメージをもたれる場合がある
縦書き名刺の2つ目のメリットで紹介した、「偉い人」「まじめな人」「堅い人」といった信頼や信用のイメージを与える効果は、反対に「硬すぎる」イメージを持たれる可能性もあります。
ビジネスシーンにおいて信頼や信用ももちろん大切ですが、それと同じくらい親近感や親しみやすさも重要になってきます。
自身のポジションや会社のブランドイメージをきちんと把握し、自身が相手に伝えたいイメージに合わせて、縦書きにするかどうか判断しましょう。
英文や長文は苦手
英文を読むときは、横書きが見やすいですよね。
縦書き名刺の場合、会社のWebサイトURLや個人のメールアドレスをそのまま記載すると、非常に見にくくなってしまいます。
ですので、アルファベット部分は向きを変えて、横書きに表記する対応策が必要になってきます。
また、長文も縦書きでは見にくくなってしまいます。
名刺の中で長文を記載することはめったにありませんが、必要な情報である場合は掲載しなければなりません。
相手にとって見やすい名刺はどんなものか、を考えた上で名刺を作成しましょう。
おしゃれな縦書き名刺の作り方
ここでは、「おしゃれな縦書き名刺の作り方」を2つ紹介します。
名刺はあなたや会社の印象を与える重要なツールであることを理解し、おしゃれな縦書き名刺の作り方を学んでいきましょう!
前提として、名刺のデザイン制作は、主に以下の依頼先があります。
- デザイン会社
- 印刷会社
- フリーランス
- 自分で作成
名刺の作成にあたり、無料のテンプレートを利用する方法もありますが、既存のテンプレートの中からしか選べない、自身のイメージに合ったオリジナル感を出すことが難しいといった理由で、安っぽい印象を与えてしまいます。
ですので、費用はかかってしまいますが、デザイン会社、印刷会社、フリーランスといったプロに依頼するのが、結局は高いクオリティかつ時間もかからない、費用対効果の高い名刺が制作できることは理解しておきましょう。
下記ページで、依頼先の特徴や費用について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
縦型名刺のサイズ
一般的な名刺サイズは、「縦:55mm、横:91mm」で、 4号名刺と呼ばれるサイズです。
一般的なサイズであるため、テンプレートやフォーマットが豊富で、作成コストが安く済むというメリットがあります。
また、名刺入れのほとんどがこのサイズにあわせて作られています。
そのため、受け取った相手が管理しやすく持ち運びやすいメリットもあるため、縦型名刺でもこのサイズを意識すると良いでしょう。
縦書きの場合のレイアウト
縦書き名刺を作成する場合は、シンプルなデザインに仕上げるのがポイントです。
ロゴや社名、肩書き、名前、連絡先など載せる情報は最低限にしましょう。
また、横比率が狭いため、横長デザインのロゴを収める場合や、メールアドレス等のアルファベットや数字で作られた長い横文字は、工夫が必要です。
基本的には、縦型名刺では文字も縦書きにすることで、伝統的なイメージや格式高い雰囲気がより一層伝わりますが、横書き文字を使用しても構いません。
横書きの文字を使うことでアルファベットや数字も読みやすくなります。
まとめ
本記事では、名刺の縦書きと横書きの特徴、おしゃれな縦書き名刺の3つのメリット、縦型名刺の3つのデメリット、おしゃれな縦書き名刺の作り方をご紹介しました。
名刺はビジネスマンにとって、仕事の獲得や、円滑な取引に大きな影響を与える必須のツールです。
そして、縦書きか横書きかでもその印象は大きく変わってきます。
今回、お伝えした内容を参考にあなたオリジナルの名刺を作成してみてください。