ネイリストは名刺を持っていたほうがいいのか?
どんなデザインがいいのだろう…
ネイルサロンが年々増加していることもあり、顧客獲得はどの店舗・ネイリストにとっても重要な課題となっています。
すでに名刺を持っている方もいるかと思いますが、いかに名刺を上手く使うか、内容を工夫するのかは、顧客獲得につながる大切なポイントです。
そこで本記事では、ネイリストにとって名刺が必要な理由や名刺を持つメリット・デメリット、ネイリストにふさわしい名刺を解説します。
- ネイリストにとって名刺が必要な3つの理由
- ネイリストが名刺を持つメリットとデメリット
- ネイリストが名刺を活用する2つのポイント
- ネイリストにふさわしい名刺の種類2選
まだ名刺を持っていない方、名刺を新調しようと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ネイリストにとって名刺が必要な2つの理由
ネイリストにとって名刺が必要な理由を2つご紹介します。
お客様に覚えてもらうため
お客様に覚えてもらえなければリピーターになることもないため、いかに印象に残せるかがポイントです。
しかし、インターネットやSNSで気軽に情報を得られる今、1回施術を行ったくらいではお客様に覚えてもらうのは難しいでしょう。
情報が溢れる現代だからこそ、手元に形として残る名刺は、重要な営業ツールになり得ます。
名刺で自分の情報を伝え、印象に残すことができれば、お客様に覚えてもらいやすくなるでしょう。
技術やスキルをアピールするため
ネイルサロンが増えているのと同時に、ネイリストの人数も年々増加しています。
お客様はさまざまな情報から誰に施術してもらうのか決めるため、判断基準になる技術やスキル内容は積極的にアピールすべきです。
名刺には、名前や住所、連絡先以外にも多くの情報を記載できるため、技術やスキルのアピール手段としても使用できるでしょう。
ネイリストが名刺を持つ3つのメリット
ネイリストが名刺を持つメリットを3つご紹介します。
安心・信頼につながる
名刺は持つ人を表すツールで、自己紹介の役割があります。
自分はどんな人で、どんな資格を持っているのかなど、情報を伝えることで安心・信頼に繋がるのが名刺の大きなメリットです。
ネイルの技術ももちろん大切ですが、いかにお客様に安心して任せてもらえるか、信頼されているかは、ネイリストとして活動するうえで重要な要素でしょう。
宣伝効果がある
名刺の使い方次第では、宣伝効果も得られます。
たとえば、名刺にSNSの情報を記載しておけば、過去に施術したネイル写真なども見せられるため、「次回はSNSで見たネイルをしてもらいたい」と、来店のきっかけになるかもしれません。
また、2回目の来店に使用できるクーポンなどを裏面に記載する方法もあります。
見せ方や配置などの注意も必要ですが、宣伝ツールとしても使用できるのもメリットです。
リピーターの獲得に繋がる
名刺で自分の事を覚えてもらい、信頼関係を構築できれば、お客様は「また来たい」「次もこの人にお願いしたい」と感じます。
ネイルの技術やお客様との会話も大切ですが、名刺を活用することできっかけを作り、リピーターの獲得に繋げられるのは魅力と言えるでしょう。
ネイリストが名刺を持つ2つのデメリット
ネイリストが名刺を持つデメリットを2つご紹介します。
名刺作成にコストがかかる
ネイリストの場合、サロン名や名前、住所といった情報だけでなく、写真などを使った目を惹くデザインにする必要があります。
文字だけの一般的な名刺とは違い、撮影・デザイン費用が発生するため、少し割高になることがあるでしょう。
これまで名刺を持たずに営業をされていた方や名前だけのシンプルな名刺を使っていた方にとっては、少し高く感じてしまうかもしれません。
しかし、最近はおしゃれなテンプレートも増えているため、気に入るものがあれば一からデザインをしなくても制作可能です。
デザインを工夫する必要がある
先程もご紹介したように、ネイリストの名刺はある程度デザインにこだわる必要があります。
たとえば、自分が過去に施術したネイルの写真を載せたり、サロンの世界観を名刺に表現するなど、お客様が名刺を受け取った時に印象に残るようなデザインにしておかなければいけません。
もちろん、載せすぎては見づらいだけの名刺になってしまうため、バランスも大切です。
どんなデザインにすれば目を惹くか、お客様に覚えてもらえるのかを考えて、工夫する必要があるでしょう。
名刺のデザインを工夫して売上アップにつなげたい方は、下記の記事をご覧ください。
ネイリストが名刺を活用する2つのポイント
実際に、名刺はどのように活用すれば良いのでしょうか。
ここでは、ポイントを2つご紹介します。
資格や得意なネイルデザインを記載する
ネイリストとしてお客様に信頼され、リピーターになってもらうためにも、所有資格や得意とするネイルデザインを表記するのがおすすめです。
たとえば、JNECネイリスト技能検定〇級やJNAジェルネイル技能検定〇級など、資格を持っている場合は積極的にアピールしましょう。
また、スカルプが得意、手書き・痛ネイルが得意など、得意分野について表記しておけば、「次は〇〇をお願いしたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
名刺は自分をアピールできるツールなので、安心や信頼につながる情報は載せるのがおすすめです。
ネイルのメニューを裏面に記載する
名刺の表面には自分の情報、裏面にはサロンのネイルメニューを記載するのも有効です。
お客様によっては、初回クーポンなどを見て来店される方もいるため、詳しいメニュー内容を知らないことも珍しくありません。
裏面に記載しておけば、名刺を渡したタイミングでメニューの説明ができるため、お客様も安心して施術を受けられるでしょう。
ネイリストにふさわしい名刺の種類2選
ネイリストにふさわしい名刺を2つご紹介します。
ネイル・顔写真入りの名刺
ネイルの写真や顔写真が記載されていれば、名刺を見ただけで誰なのか分かります。
初めて来店されるお客様の場合、1回では自分を覚えてもらえないことが多いため、文字だけの名刺では「誰だったかな」と忘れられてしまうかもしれません。
しかし、ネイルや顔写真が記載されていれば、「あの時のネイリストさんだ」と思い出してもらえる可能性が高くなります。
過去に施術した中で一番良いと思ったネイル写真を記載して話題を広げたり、笑顔の顔写真でお客様との距離感を縮めるなど、さまざまな効果を得られるでしょう。
おしゃれな用紙の名刺
ネイリストというおしゃれな職業だからこそ、用紙にもおしゃれさを求めるのがおすすめです。
たとえば、ecobe!で扱っているペットボトル再生名刺は、トランプのようなハリのある名刺で、紙では表現できないような斬新なデザインもできます。
水に濡れてもひと拭きできれいになる耐水性があるため、余白部分にネイルカラーを少し塗ってみるのも面白いかもしれません。
まとめ
記事では、ネイリストにとって名刺が必要な理由や名刺を持つメリット・デメリット、ふさわしい名刺を解説しました。
ネイリストとして活動していくためには、新規客だけでなくリピーターの獲得も重要です。
技術はもちろん必要ですが、お客様との信頼関係を築くためにも、名刺を上手く活用するのは有効と言えます。
まだ名刺を持っていない方も新調しようと考えている方も、本記事を参考に効果的な名刺を作ってみてください。