ハンドメイド作家は名刺を持っておいた方がいいの?
ハンドメイド作家として活動していく上で、名刺はさまざまなメリットをもたらしてくれます。
しかし、作成にはコストがかかるため、名刺を持っていないハンドメイド作家の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ハンドメイド作家の方に名刺が必要な理由、名刺を持つメリット・デメリット、活用するポイント、ふさわしい名刺についてご紹介します。
- ハンドメイド作家にとって名刺が必要な3つの理由
- ハンドメイド作家が名刺を持つメリットとデメリット
- ハンドメイド作家が名刺を活用する2つのポイント
- ハンドメイド作家にふさわしい名刺の種類2選
まだ名刺を持っていないハンドメイド作家の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ハンドメイド作家にとって名刺が必要な理由
ハンドメイド作家にとって名刺が必要な理由を3つご紹介します。
作品や自分のことを覚えてもらうため
ハンドメイド作家として安定した売り上げを作るためには、作品や自分のことをお客様に覚えてもらう必要があります。
作品を見て「可愛い!」と購入に繋げられたとしても、覚えてもらえなければ1度切りで終わってしまうからです。
しかし、名刺を持っていれば、作品と合わせて自分の情報も伝えられるため、お客様に覚えてもらいやすくなり、「他にはどんな作品があるのかな」と次の購入につながる可能性もあります。
作品や自分のことを覚えてもらい、ファンを獲得していくためにも、ハンドメイド作家に名刺は必要なツールです。
ブランドとして確立していくため
ブランドと聞くと高級品をイメージするかもしれませんが、自分の作ったハンドメイド作品をブランドとして確立させるのも、安定した売り上げには重要です。
しかし、ただ作って販売するだけでは、お客様にブランドとして認知してもらえないため、名刺を上手く活用してアピールしなければいけません。
名刺には自分の情報だけでなく、運営しているサイトやSNS、作品の写真なども掲載可能です。
工夫次第では作品の世界観も伝えられるため、お客様にブランドとして認識してもらいやすくなります。
他のハンドメイド作家との人脈を拡げるため
ハンドメイド作家として活動していると、マルシェイベントやセミナーなどで他の作家の方と出会うため、挨拶は欠かせません。
名刺を持っていれば、他のハンドメイド作家の方と名刺交換ができるため、人脈作りにも役立ちます。
人脈を拡げておけば、イベントの情報を共有できたり、業者の方との繋がりが増えることもあります。
ハンドメイド作家として本格的に活動するのであれば、人脈はとても重要になるので、名刺は常に持ち歩くのがおすすめです。
ハンドメイド作家が名刺を持つ3つのメリット
ハンドメイド作家が名刺を持つメリットを3つご紹介します。
お客様からの信頼を得られる
マルシェイベントやインターネット上でハンドメイド作品を販売する際、名刺を一緒に渡すことで「自分は何者なのか」をお客様に伝えられます。
名前や連絡先などの情報を伝えれば、お客様に安心感を与えられるため、結果として信頼関係の構築につながるでしょう。
作品の可愛さや質も大切ですが、名刺をきっかけに「この作家さんは信頼できる人」と思ってもらえるのは大きなメリットです。
作品のアピールに使える
名刺にハンドメイド作品の写真を載せたり、サイトや販売先URL、SNSアカウントを表記することで、効率よく作品のアピールが可能です。
たとえば、イベントなどで出会ったお客様に名刺を渡しておけば、SNSなどから他の作品もチェックしてもらえます。
名刺を渡す際は、「他の作品も見てみてください」などと一声かけるとより丁寧です。
興味を持ってもらえれば購入に繋がるため、名刺はアピールにも有効なツールと言えます。
ファン獲得につながる
ハンドメイド作家として長く活動していくためには、リピーターになってくれるファンが必要です。
名刺でお客様からの信頼を得て、作品を上手くアピールできれば、ファン獲得にも繋がります。
ハンドメイド作家が名刺を持つ2つのデメリット
ハンドメイド作家が名刺を持つデメリットを2つご紹介します。
作品と合うようにデザインを工夫しなければいけない
ハンドメイド作家の名刺は、ただ情報を並べるだけではなく、自分の作品と合うように、名刺デザインにこだわる必要があります。
ハンドメイドが好きな方は、おしゃれやデザインなどに敏感なので、魅力的に見えるような工夫は欠かせません。
名刺のテンプレートでは作品との世界観が合わないこともあるため、注意してください。
また、名刺のデザインを工夫して売上アップにつなげたい方は、下記の記事をご覧ください。
名刺だけでは認知度・売上アップにつながらない
ハンドメイド作家にとって名刺は大きなメリットになりますが、名刺を持つだけでは効果を得られません。
名刺の内容を工夫するのはもちろん、お客様に声をかけながら積極的に渡す必要があります。
また、名刺にSNSアカウントを表記する場合は、SNSの投稿を充実させておくのがポイントです。
ハンドメイド作家が名刺を活用する2つのポイント
実際に、名刺はどのように活用すれば良いのでしょうか。
ここでは、ポイントを2つご紹介します。
ハンドメイド作品の写真を載せる
メリットでもご紹介したように、名刺にハンドメイド作品の写真を載せておけば、アピールにつながります。
代表とする作品や人気の作品、これから売り出したい作品など、バランスを見ながら載せてください。
名刺を受け取った人は、一目見ただけで作品や世界観が分かるため、購入につながりやすくなります。
個人情報の表記に注意する
名刺に名前や住所、連絡先を載せれば、お客様からの信頼にはつながりますが、個人情報なので注意も必要です。
自宅以外の場所にアトリエなどがある場合は良いものの、自宅で活動している方は必ずしも表記すべきとは言えません。
名刺にはハンドメイド作家として活動する際のペンネームやメールアドレスなどを表記し、住所や電話番号は慎重に検討しましょう。
ハンドメイド作家にふさわしい名刺の種類2選
一人親方に合う名刺を2つご紹介します。
メッセージ性のある名刺
ハンドメイド作家の名刺には、メッセージ性のある内容を表記するのがおすすめです。
たとえば、作品の世界観が分かるようなキャッチコピーや、作品作りで心がけていること、お客様に伝えたいことなど、受け取る人の印象に残るような内容を表記してみてください。
ただし、長々と書くと見づらくなってしまい、読んでもらえません。
表記する場合は、1行程度の短いメッセージにするのが重要です。
温かみのある名刺
温かみのある名刺も、ハンドメイド作家の方にはおすすめです。
たとえば、ナチュラルなクラフト紙で名刺を作成したり、和紙など繊維が感じられるような素材もぴったりと言えます。
弊社でも繊維が感じられるエコ素材の用紙を多数扱っているので、温かみのある名刺作りの参考にしてみてください。
エコ名刺を注文する際のよくある質問
お客様からよくいただくご質問をFAQ形式で掲載しております。名刺作成のご参考になさってください。
データ入稿はイラストレータ以外でも大丈夫ですか?
データ入稿は、イラストレータで作成されたもののみとさせていただいております。他のデータの場合変換料として片面につき1,650円~変換料かかります。(データにより変換料が変わります)
詳しくは【データ持ち込みについて】をご確認ください。
支払いはどうすればいいですか?
事前お振込み・代金引換・NP後払い・クレジット決済からお選びいただけます。
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色見本を印刷をした無料サンプルセットをご用意しています。ご注文前に品質や商品の仕様を確認したい方は、サンプルご請求ページよりご請求ください。
まとめ
本記事では、ハンドメイド作家の方に名刺が必要な理由、名刺を持つメリット・デメリット、ふさわしい名刺についてご紹介しました。
ハンドメイド作家の方にとっての名刺は、作品と自分自身を効率よくアピールできる営業ツールになります。
作品に合わせてデザインをこだわるなどの工夫は必要ですが、ファン獲得や売上アップにつながる効果もあるため、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。