
顔写真入りの名刺って必要なのかな?リスクはない?
ビジネスシーンでは名刺が重要なツールですが、顔写真を入れるべきか悩む方も多いでしょう。
顔写真入りの名刺は、相手にインパクトを与えられたり信頼感が増したりといったメリットがある一方で、デメリットも存在します。
この記事では、名刺に顔写真を入れることのメリットとデメリットを具体的に解説します。
また、写真入り名刺を作成する際のポイントや、顔写真を使わずにインパクトを残す方法についても触れていきます。
- 顔写真入り名刺のメリットとデメリット
- 顔写真入りの名刺を社員が拒否したときの対応方法
- 顔写真入り名刺を作成する際のポイント
- 顔写真以外でインパクトのある名刺にする方法



顔写真を入れるべきか迷っている方や、名刺での存在感を高めたい方はぜひご覧ください!
名刺に顔写真を入れるデメリット


顔写真入りの名刺を作ってから後悔しないためにも、デメリットを先に押さえておきたいものです。
名刺に顔写真を入れることのデメリットには、以下の3つがあります。
- 個人情報に気を配る必要がある
- 写真を工夫する必要がある
- コストがかかる
- 完成までに時間がかかる
1つずつ、見ていきましょう。
個人情報に気を配る必要がある
顔写真入りの名刺には、個人情報が流出するリスクがあることは理解しておく必要があります。
名刺は仕事で手渡すものですが、意図せず第三者に渡ってしまうことも少なくありません。
顔写真は名前や連絡先と違い、他に代わりのない個人情報です。
特にフリーランスや個人事業主が、自宅の住所と顔写真を一緒に載せる場合は要注意です。
個人が特定されやすく、日常生活に悪影響が出る可能性もあります。
名刺は便利なツールですが、顔写真を載せることのリスクもあるため、十分に気をつけましょう。
写真を工夫する必要がある
顔写真入りの名刺は、選ぶ写真によっては逆効果になることがあります。名刺は仕事の顔とも言える大事なツールです。
そのため、写真の服装や表情、背景、画質に気を配らないと、不真面目に見えたり、信頼感を損なったりする恐れがあります。
例えば、普段のスナップ写真をそのまま使うと、仕事用としてはふさわしくない印象を与えることも。
真面目な印象を出したいならフォーマルな服装と落ち着いた表情、親しみやすさを重視するなら自然な笑顔の写真が適しています。
写真の質が低いと、名刺の効果が下がってしまうため顔写真を載せるなら、相手にどう思われたいのかを考え、その印象に合った写真を選びましょう。
コストがかかる
名刺に顔写真を入れる場合、一般的な名刺よりもコストが高くなる点がデメリットです。
写真の印刷には高品質なカラー印刷が必要であり、通常のモノクロ印刷と比べて費用が上がります。
さらに、写真のクオリティを保つためにプロのカメラマンに撮影を依頼すると、その分の費用も発生します。
企業で大量に名刺を作成する場合は、1枚あたりの単価が上がるため、コストが無視できない問題となることもあります。
顔写真入り名刺は、予算に合わせて慎重に検討しましょう。


完成までに時間がかかる
名刺に顔写真を入れる場合、通常の名刺よりも完成までに時間がかかることがデメリットです。
写真を準備するために撮影が必要となり、プロのカメラマンに依頼する場合は撮影日程の調整も発生します。
また、選んだ写真の編集や確認作業に時間がかかることも少なくありません。
さらに、デザインや印刷工程でも写真の色合いや品質チェックが必要になるため、通常の名刺より工程が増え、納期が延びる傾向があります。急ぎで名刺が必要な場合は注意が必要です。
顔写真入りの名刺を作成したい場合は、時間がかかることを理解し、余裕をもって依頼することが大切です。
顔写真入り名刺の5つのメリット


顔写真入りの名刺を使用している方はまだまだ少ない印象ですが、以下の5つのメリットがあります。
- インパクトを与えられる
- 相手に強い印象を残せる
- 安心感や親近感を与えられる
- 話題が広がる
それぞれのメリットについて、解説していきます。
インパクトを与えられる
顔写真入りの名刺のメリットは、インパクトを与えられる点です。
ビジネスマンは日々多くの方と名刺交換をするため、文字だけのシンプルな名刺は印象に残りづらい可能性があります。
しかし、顔写真入りの名刺であれば、文字情報以外に持ち主の顔も分かるためインパクトがあります。
また、使用している方が少ないため、他のビジネスマンと差をつけられるでしょう。
とくに、大人数と名刺交換をする交流会などでは、顔写真入りの名刺が役立ちます。
相手に強い印象を残せる
「名刺は持ち主の分身」と言われるように、いかに名刺交換で自分のことを覚えてもらえるかが大切です。
文字だけの名刺でも、打ち合わせで会話が弾めば覚えてもらえますが、後から名刺を見たときに「この人どんな顔だったかな」と、忘れられてしまうこともあると思います。
顔写真入りの名刺であれば、名前も顔も両方確認できるため、相手に覚えてもらいやすいです。
安心感や親近感を与えられる
どんな顔写真を使用するかで印象は変わりますが、さわやかな笑顔の写真は相手に安心感や親近感を与えられます。
たとえば、名刺ではありませんが、スーパーで生産者の顔がパッケージに記載されている野菜を見たことはないでしょうか。
また、企業のWebサイトなどでも、代表や社員の顔を載せているところがあると思います。
顔写真を載せる理由の多くは、「私が作りました」「私が担当します」などとアピールすることで、消費者に対して安心感や親近感を与えるためです。
名刺においても写真入りにすることで、受け取る相手に対して安心感や親近感を与えられるでしょう。
話題が広がる
顔写真が入っているというだけで、相手との会話のネタになることもあります。
たとえば、「プロのカメラマンに撮ってもらいました」「入社当時の写真なんです」など、たわいのない会話で場が和んだり、相手から「この名刺いいですね」などと褒められることもあるかもしれません。
名刺交換で会話が弾めば、後の打ち合わせがスムーズに進んだり、新たな仕事に繋がる可能性も高まるでしょう。
ザイオンス効果が得られる
ザイオンス効果とは、「単純接触効果」とも呼ばれる心理効果で、相手と何度も接触することにより、少しずつ好感度や親密度が高まるという現象です。
分かりやすく言うと、最初は興味がなかった人や物でも、会う機会が多かったり目にする機会が増えるなどで、親近感が湧いてくることを指します。
写真で頻繁に見ているだけでもザイオンス効果は得られるため、顔写真入りの名刺を使えば、好感度や親密度を高めていける可能性があります。
遠方でなかなか会えない取引先などの場合にも、顔写真入りの名刺は有効と言えるでしょう。
顔写真入り名刺を社員が拒否した場合


もし社員顔写真入りの名刺を拒否した場合は、その意思を尊重し、無理に使わないようにすることが大切です。
名刺は氏名や勤務先の情報を記載してあるため、顔写真が載ると個人情報として扱われます。
そのため、会社は個人情報の利用目的をしっかりと伝え、本人の同意を得て管理する必要があります。
とくに、女性の顔写真には慎重な対応が必要です。ストーカー被害や詐欺などに悪用されるリスクも考えられるため、細心の注意を払いましょう。
さまざまなケースが想定されるため、個人情報の取り扱いには十分に気を配らなければなりません。
「会社の決まりだから」「慣習だから」といった理由で済ませず、社員に確認を取ることが大切です。
必ず本人の承諾を得てから、名刺に顔写真を入れましょう。
顔写真入り名刺を作成する際のポイント


顔写真入りの名刺を作成するにあたり、大切なポイントを2つご紹介します。
- プロのカメラマンに撮影を依頼する
- 相手にどんな印象を与えたいか考える
それぞれのポイントを、解説していきます。
プロのカメラマンに撮影を依頼する
顔写真を撮影する際は、必ずプロのカメラマンに依頼しましょう。
証明写真機や自分のスマートフォンなどでも写真は撮れますが、仕上がりに大きな差が生まれます。
プロに依頼すれば、高性能のカメラで照明のあたり具合なども考慮して撮影してもらえるので安心です。
相手にどんな印象を与えたいか考える
顔写真入りの名刺で、相手にどんな印象を与えたいのかを考えるのも重要なポイントです。
たとえば、「誠実な人」や「まじめな人」という印象を与えたい場合、ポーズなどは加えずほほえむくらいの笑顔に抑えた方が良いでしょう。
また、「元気な人」という印象を与えたい場合、歯が見えるくらいの笑顔と、ポーズをとっても良いかもしれません。
まずは、相手にどんな印象を与えたのか考え、表情やポーズなどを工夫してみてください。
顔写真以外でインパクトのある名刺にする方法


顔写真入りの名刺以外にも、相手にインパクトを与える名刺はあります。
- 似顔絵を入れる
- 用紙にこだわりおしゃれさをアピールする
1つずつ、解説していきます。
似顔絵を入れる
「顔写真を載せるのは少し恥ずかしい」と感じる方にもおすすめなのが、似顔絵入りの名刺です。
顔写真と同様にインパクトを与えられますし、特徴を捉えた似顔絵で顔も覚えてもらえます。
ただし、似顔絵を使用するとポップな印象になりやすいため、職業によっては向かない場合もあります。
似顔絵入りの名刺を作成する場合は、よく検討してからにしましょう。
用紙にこだわりおしゃれさをアピールする
顔写真や似顔絵など、自分の「顔」を載せてアピールするのではなく、用紙にこだわってみるのもおすすめです。
たとえば、透け感のあるトレーシングペーパーを使用した名刺は、おしゃれな印象を与えられるため近年人気が出てきています。
また、SDGsの観点からエコ素材でできた名刺にも注目が集まっています。
用紙をこだわることで名刺交換時に話題が広がり、会話が弾む可能性も高まるでしょう。
会話が弾めば、名前や顔を覚えてもらいやすくなるためおすすめです。


まとめ


名刺に顔写真を入れることで得られる効果は大きいですが、一方で注意が必要な点もあります。
メリットとして、顔を覚えてもらいやすく、相手に安心感や親近感を与えられることが挙げられます。
しかし、個人情報のリスクや写真のクオリティ、コスト面での課題がデメリットとなることも忘れてはいけません。
さらに、社員が顔写真入り名刺を拒否した場合は、その理由をきちんと聞き、本人の意思を尊重しつつ柔軟に対応することが大切です。
また、顔写真以外でも印象に残る名刺を作る方法があるため、状況に応じた選択肢を検討しましょう。