行政書士の名刺を作ろうと思っているけれど、メリットはあるの?
行政書士として仕事を始めるにあたって、「名刺はどうしよう…」と考える方も多いでしょう。
いざ自分で作るとなると、どんなデザインがいいのか、そもそも名刺を持つメリットはあるのかなど、さまざまな疑問が浮かぶと思います。
そこで本記事では、行政書士にとって名刺が必要な理由と名刺を持つメリット・デメリット、ふさわしい名刺をご紹介します。
- 行政書士にとって名刺が必要な3つの理由
- 行政書士が名刺を持つメリットとデメリット
- 行政書士が名刺を活用する2つのポイント
- 行政書士にふさわしい名刺の種類3選
まだ名刺を作成していない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
行政書士にとって名刺が必要な3つの理由
行政書士にとって名刺が必要な理由を3つご紹介します。
見込み顧客に自分を覚えてもらうため
行政書士は街の法律家とも呼ばれるように、日々さまざまな相談が来ます。
見込み客である相談者から、実際に仕事を依頼してもらうためには、自分のことを覚えてもらわなければいけません。
見込み客に覚えてもらえれば、名刺の連絡先から依頼が来ることもあるため、行政書士にとって名刺は必要と言えます。
同業者との人脈を拡げるため
行政書士として独立をしても、すぐに仕事ができるわけではありません。
当たり前ですが、自分で営業をして顧客を見つけていかなければ、活動を続けるは難しいです。
しかし、営業で上手くいかなかったり、業務で分からないことが出てくることもあります。
悩んだときに相談できる人がいれば解決も早くなるので、同業者の方との人脈作りが必要です。
名刺交換をしておけば、同業者の方とも人脈が拡がります。
また、関係性によっては仕事を紹介してもらえるケースもあるため、名刺を活用するほかありません。
他士業の方とも関わることがあるため
行政書士の仕事をしていると、他の士業の方に協力してもらわなければいけないシーンもあります。
たとえば、相続に関する依頼が来た場合、行政書士は登記を行えないため、司法書士の方に依頼しなければいけません。
反対に、他の士業の方からの依頼にも対応が必要です。
他の士業の方とも名刺交換をしておけば、協力が必要な場合も焦らず依頼できます。
また、他の士業の方からの依頼で、仕事の幅が広がることもあるため、名刺は必ず用意してください。
行政書士が名刺を持つ2つのメリット
行政書士が名刺を持つメリットを2つご紹介します。
見込み顧客からの信頼を得られる
名刺は、名前や連絡先などの自分の素性を伝えられるため、相手へ安心感を与えられるのがメリットです。
また、行政書士という国家資格を名刺に表記しておけば、「資格を持った信頼できる先生」と相手は感じてくれます。
行政書士として仕事をする上で、相手から信頼されるかどうかは最も重要と言っても過言ではありません。
相手との信頼を築くきっかけになる名刺は、仕事をする上で大切なツールです。
同業者から仕事を紹介してもらえる
行政書士と一括りに言っても、業務の内容は多岐に渡り、人それぞれ得意とする分野や専門的に扱っている分野が異なります。
そのため、専門外の依頼が来た場合、同業者間で仕事を紹介し合うことも珍しくありません。
名刺交換で同業者の方との人脈を拡げておけば、自分で見込み客に対して営業をしなくても、仕事を紹介してもらえる可能性があります。
同業である行政書士の方からの紹介であれば、顧客の信頼も得やすく、仕事がスムーズに進めやすいのもメリットです。
行政書士が名刺を持つ2つのデメリット
行政書士が、名刺を持つデメリットを2つご紹介します。
複数種類の名刺が必要になる
行政書士が名刺交換をする相手は、基本的に同業者や他仕業の方、友人・知人などです。
すべての方に同じ内容の名刺を渡しても問題ありませんが、自分を効率良くアピールするためには、相手に合わせて内容の違う名刺を用意しておいた方が良いでしょう。
複数種類の名刺を用意するとなると、デザイン・印刷ともにコストがかかるため、デメリットに感じるかもしれません。
しかし、名刺の内容を分けた方が相手にも覚えてもらいやすくなるため、可能であれば複数の名刺を用意してください。
デザイン面に関しては、テンプレートなどを上手く活用することで、費用を抑えられるためおすすめです。
名刺の管理に手間がかかる
複数種類の名刺作成と合わせて、名刺の管理も必要です。
自分が渡す名刺の管理はもちろんのこと、受け取った名刺も管理しなければいけないため、手間がかかる点はデメリットと言えます。
行政書士の場合、仕事を得るためには人脈作りが重要なので、複数の方との名刺交換は欠かせません。
日々、受け取る名刺は増えていくので、ファイリングしたり、名刺管理ソフトを活用するなどしてきちんと管理する必要があります。
行政書士が名刺を活用する2つのポイント
実際に、名刺はどのように活用すれば良いのでしょうか。
ここでは、ポイントを2つご紹介します。
開業のタイミングに合わせて名刺を使い分ける
行政書士と名刺に表記する場合、国家資格を取得した上で、日本行政書士会連合会に登録しておく必要があります。
行政書士の資格は取得したものの、まだ活動を始めていない場合は、分かりやすく表記しておくのがポイントです。
たとえば、「令和〇年度行政書士試験合格」と資格保有者であることを示し、合わせて「開業準備中」も表記します。
「開業準備中」と表記しておけば、準備段階から自分が行政書士であるとアピール可能です。
実際に開業したら、開業準備中の表記を外して使用すれば問題ないため、仕事を始めやすくなります。
渡す相手に合わせて名刺を変える
デメリットでもご紹介したように、行政書士は同業者や他仕業の方、友人・知人などと名刺交換をする機会があります。
効率よくアピールするためには、それぞれに合わせた名刺を用意してください。
たとえば、友人に名刺を渡す場合、専門用語が並んでいても理解しづらいため、資格と請け負っている内容を表記します。
また、同業者に名刺を渡す場合、得意とする内容や実績などを表記し、仕事を紹介してもらえるようにアピールするのがおすすめです。
手間はかかりますが、相手に合わせて名刺を変えるのは有効な手段と言えます。
行政書士にふさわしい名刺の種類3選
行政書士に合う名刺を3つご紹介します。
表記内容が分かりやすいシンプルな名刺
行政書士の名刺は、表記内容が分かりやすいシンプルな名刺がおすすめです。
複数の色を使用したり、装飾をたくさん付けた名刺はポップで親しみやすい印象になるものの、信頼性にはかけるかもしれません。
「真面目さ」「誠実さ」などをアピールするためにも、シンプルにまとめるようにしましょう。
白くて厚みのある名刺
名刺は、色合いや厚みでも相手に与える印象を左右します。
相手からの信頼を得られるのかが重要な行政書士の場合、白くて厚みのある名刺がおすすめです。
街の法律家として親しみやすさを優先したい場合、真っ白よりもクリームかかった色合いの用紙を選ぶなど、イメージに合わせて作成してみてください。
顔写真入りの名刺
名刺で最もインパクトを与えられるのは、顔写真入りの名刺です。
顔写真があれば名前と顔が一致するため、覚えてもらいやすいのはもちろん、相手は次第に親しみを覚えるようになります。
「私が担当します」といった証明にもなるため、信頼度を高めることにも繋がります。
エコ名刺を注文する際のよくある質問
お客様からよくいただくご質問をFAQ形式で掲載しております。名刺作成のご参考になさってください。
仕上がりイメージは確認できますか?
全てのご注文に対して一度完成イメージのご案内をさせていただきます。修正がある場合は都度お知らせください。
※校正の修正は3回まで可能です。4回目から追加で修正料がかかる場合がございますのでご注意ください。
領収証は発行してくれますか?
代金引換の場合は、宅配業者の発行する送り状が領収証となります。
銀行振込みの場合は、必要な方のみ入金日での領収証を発行いたしますのでお申し付けください。
ご郵送方法をゆうパケットでご指定の場合は、ご注文お名刺と同梱できない規定がありますので、メールにてPDF領収書のご案内をさせていただきます。
領収書ご郵送をご希望の場合は、別途切手代等かかる場合がありますので、予めご理解の程よろしくお願い申し上げます。
用紙サンプルはありますか?
色見本を印刷をした無料サンプルセットをご用意しています。ご注文前に品質や商品の仕様を確認したい方は、サンプルご請求ページよりご請求ください。
まとめ
本記事では、行政書士にとって名刺が必要な理由と名刺を持つメリット・デメリット、ふさわしい名刺をご紹介しました。
行政書士として仕事をする場合、周りからの信頼と人脈が欠かせません。
名刺を上手く活用すれば、信頼・人脈どちらにも効果を発揮してくれるため、本記事を参考に作成してみてください。
丸吉日新堂印刷株式会社では多数のテンプレート、人を惹きつけるエコ用紙を扱っておりますので、ぜひご活用いただければと思います。