「エコ名刺誕生ヒストリー」はこちら

バナナペーパーで世界を救う!利用のメリット・デメリットや製造工程まで徹底解説

バナナペーパーで世界を救う!人と環境に優しいフェアトレード認証紙
女性

バナナペーパーって何?

男性

バナナペーパーってどう作られているの?

SDGs、サスティナブル、エシカルなど、人や環境に優しい考え方、取り組み、製品が注目されています。

なかでも「バナナペーパー」は人と環境の両方に良い影響を与え、私たちの身近なところにも広がりを見せている素材です。

みなさんは、バナナペーパーがどんなものでどのように作られているかご存じですか?

そこで本記事では、バナナペーパーの作り方やメリット・デメリット、製品についてご紹介します。

本記事の内容
  • 人と環境に優しい「バナナペーパー」とは
  • バナナペーパーのメリットとデメリット
  • バナナペーパーが用いられている商品
エコみどり

バナナペーパーについて知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

\過去1ヶ月で300名以上が申し込み/

目次

人と環境に優しい「バナナペーパー」とは

バナナペーパーは人と環境に優しい

バナナペーパーとは、アフリカのザンビア共和国で栽培されているオーガニックバナナの茎の繊維を原材料として作られている紙です。

バナナの茎の繊維と古紙やパルプを混ぜ合わせ、日本の伝統工芸である越前和紙の技術を使って紙にしています。

バナナの実は一つの茎に一度しか実らず、収穫後は次のバナナを育てるために古い茎を根元から伐採しなければいけません。

本来であればゴミとして捨てられる伐採した茎から繊維を取り出し、紙の原材料に有効活用してバナナペーパーが生まれました。

2010年から始まったバナナペーパープロジェクト

One Planet Paper(ワンプラネット・ペーパー)通称バナナペーパーは、2010年から「バナナペーパープロジェクト」として本格的に作り始められました。

2013年には紙製品メーカーや印刷会社などと協力してOne Planet Paper協議会を発足。

日本でのクラウドファンディングにより現地にバナナペーパー工場の「グリーンファクトリー」を建設するなど、さまざまな取り組みがおこなわれています。

現在もバナナペーパーを世界に広げるため協議会メンバーを募っており、発足当時は数社だったものが日本全国に33社まで増えています。

また、世界中さまざまな国からバナナペーパーを作りたいとオファーされており、グローバルブランドを目指した取り組みが進行中です。

フェアトレードとは

フェアトレードとは「公平・公正な貿易」という意味をもつ言葉で、発展途上国の原料や製品などを適正な価格で継続的に購入し、生産者や労働者の生活改善と自立を目指すしくみを指します。

バナナペーパーは、さまざまな基準をクリアし国際フェアトレード認証を取得した日本で初めてのフェアトレード認証紙です。

バナナペーパーのメリット

バナナペーパーのメリットとデメリット

バナナペーパーを活用するなら、メリットを押さえておきたいものです。

ここでは、バナナペーパーのメリットを、以下の4つ解説していきます。

  • 教育支援につながる
  • 環境問題に配慮できる
  • 雇用が生まれる
  • 生態の保護に貢献できる

それぞれ詳しく見てみましょう。

教育支援につながる

バナナペーパーのプロジェクトの収益の一部は、教育プログラムや学校建設に充てられています。

バナナ農家の収入が向上することで、子どもたちが学校に通うための費用が確保されるため、就学率の向上も期待できます。

また、バナナペーパーに関するエコ教育が行われることで、地域住民が持続可能なビジネススキルを身につける機会も増えるでしょう。

仕事から得た収入で食事や飲み水を購入したり、マラリア予防のための蚊帳や治療費などをまかなえるようになるなど、バナナペーパーによって多くの村人の生活改善が可能になりました。

環境問題に配慮できる

世界では毎日約100万トンもの紙が使用されており、そのほとんどが樹木を原材料にした紙です。

紙を作るためにたくさんの樹木が伐採され、成長が追いつかず毎年多くの森が消滅しています。

森の消滅で動物たちは住む場所を失い、生態系が崩れるなどたくさんの環境問題が起きているのです。

バナナペーパーは「非木材紙」に分類され、本来であれば廃棄される茎を原材料に使用しているため木を伐採する必要がありません。

また、通常の樹木が10~30年かけて成長するのに対し、バナナは茎を切っても1年で成長再生を繰り返す1年草なので、とても早い循環で有効活用できます。

雇用が生まれる

バナナペーパーの製造は、主に発展途上国の農村地域で行われており、多くの雇用を生み出しています。

通常、バナナの茎は収穫後に廃棄されますが、紙の原料として再利用することが可能です。

農家や製造工程に関わる地元住民に仕事の機会が得られることで、地域経済の活性化にもつながります。

また、女性や若年層を含む多様な人々が働く場を得られれば、貧困削減や社会的な安定にも寄与します。

さらに、環境負荷の低減も達成できるため、バナナペーパーは持続可能な社会の実現に役立つ製品といえるでしょう。

生態の保護に貢献できる

バナナペーパーは、生態系の保護にも貢献できるエコフレンドリーな素材です。

パナなペーパーが作られる過程には、森林資源を伐採する必要がないため、森林破壊を防ぎ、生物多様性を守ることも可能です。

加えて、地元の農村コミュニティでは、バナナ農業と製紙産業が調和し、持続可能な形で自然と共生する社会を構築しています。

バナナペーパーの普及は、自然環境と人々の暮らしを守る一助となるのです。

バナナペーパーのデメリット

バナナペーパーのデメリット

パナナペーパーを活用するときには、事前にデメリットについても押さえておきたいものです。

ここでは、バナナペーパーのデメリットを、下記の2つ紹介します。

  • 価格が高い
  • インクがのりづらい

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

価格が高い

バナナペーパーには、価格が高いというデメリットがあります。

理由の一つは、製造過程に手作業が多く含まれるため、生産効率が他の紙と比べて低いことです。

また、バナナの茎を原料として利用するため、収穫や運搬、加工のコストがかさむことも影響しています。

さらに、発展途上国での雇用創出や教育支援など、運営コストも商品価格に反映されることが少なくありません。

価格の高さは、環境保護や社会貢献への投資と捉えられるものの、一般的な紙製品と比べて購入をためらう要因になる場合もあります。

インクがのりづらい

バナナの茎を原料とした紙は繊維が粗く、表面が滑らかでないことが多いため、インクが吸収されにくい場合があります。

そのため、印刷物の色が鮮やかに出ない、文字や画像がにじむ、といった品質の問題が生じることがあります。

対策として、表面加工を施したバナナペーパーや、適切なインクや印刷技術を選ぶ工夫が進められています。

しかし、特殊な資材を使えばコスト増加につながる場合も少なくありません。

バナナペーパーを使用する際には、印刷条件を考慮して、影響の出ない用途で使うことをおすすめします。

バナナペーパーはどのように作られている?

どうやってバナナペーパーは作られる?

バナナペーパーはどのように作られているのでしょうか。

ここでは、バナナペーパーが製品として販売されるまでを見てみましょう。

STEP
原材料の採取

バナナペーパーの原材料は、アフリカ南部ザンビア共和国のエンフエ村で栽培されたオーガニックバナナの茎から採取しています。

栽培に関する条件をクリアした契約農家の茎だけを使用しており、採取後は村のグリーンファクトリーに搬送されます。

STEP
グリーンファクトリーで加工

グリーンファクトリーに搬送されてきたバナナの茎を、工場にいるバナナチームの人たちの手で加工します。

まず始めは、1m程度にカットし長さを揃えて専用の機械で余分な皮や水分を取り除く工程です。

プロジェクトの発足当時は機械などなく、全ての工程を人の手だけでおこなっていましたが、現在は一部の工程に専用の機械が導入されたことで生産効率も向上しました。

余分なものを取り除いたら繊維だけを採取し、工場の敷地内で天日干しして完全に乾燥させます。

STEP
繊維を船で輸送

加工された繊維は計量と梱包をし、船で福井県にある国内工場へと運ばれます。

従来は航空機で輸送をおこなっていましたが、CO2排出量を削減するために2019年から船での輸送に切り替えられました。

STEP
越前和紙の工場で加工

船で運ばれてきた繊維は古紙やパルプと混ぜ合わせ、越前和紙の技術で和紙のような風合いと温かみがある紙へと仕上げられます。

STEP
バナナの茎からさまざまな製品へ

国内工場で製紙されたバナナペーパーは、One Planet Paper協議会のメンバー企業などを中心に、さまざまな製品作り使用されています。

本来であればゴミになるバナナの茎が、エンフエ村とOne Planet Paper協議会の人たちの協力で、人にも環境にも優しい製品に生まれ変わっているのです。

アフリカザンビアでバナナペーパーが作られている様子を、動画で紹介しています。ぜひご覧ください。

バナナペーパーが用いられている製品

バナナペーパーが用いられる製品

バナナペーパーは年々広がりを見せており、企業と手を組みさまざまな製品に用いられています。

現在、主にバナナペーパーが用いられている製品は以下です。

  • 名刺
  • はがき
  • 紙袋
  • 証書
  • ノート
  • 包装紙

バナナペーパーはSDGsにも繋がるサスティナブルな素材のため、製品を使用するだけでも社会貢献に繋がります。

また、バナナの茎の繊維の配合率によってつけられるマークが変わり、20%以上の繊維が含まれるバナナペーパーには「フェアトレード認証マーク」が記載可能です。

バナナペーパーを使用した名刺であれば名刺交換時の話題にもなり、一目でSDGsに取り組んでいる企業だと印象付けられます。

バナナペーパーの名刺は、日新堂印刷株式会社のアフリカザンビアバナナペーパー名刺のページからご注文いただけます。

フェアトレードについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

あわせて読みたい
フェアトレードとは?世界で一番わかりやすく解説|身近なことから取り組もう フェアトレードってなに?取り組むとどんなメリットがあるの? フェアトレードの言葉自体は知っている方も多いと思いますが、「いまいち意味が分からない」という方もい...

まとめ|バナナペーパーの輪を広げていこう!

バナナペーパーの輪を広げよう

本記事では、バナナペーパーがどうやって作られているのか、メリットやデメリット、製品についてご紹介しました。

廃棄されるバナナの茎から作ったバナナペーパーはたくさんの人の生活を改善し、環境にも良い影響を与えています。

まずは、どんな製品にバナナペーパーが使われているのか知り、身近な名刺などから取り入れてみませんか?

一人一人の小さな心がけが人と環境に良い影響を与え、バナナペーパーのさらなる広がりにも繋がるでしょう。

実際にエコ名刺をご購入いただいた「お客様の声」も合わせてご覧ください。

\簡単2分で申し込み完了/

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

丸吉日新堂印刷株式会社が展開するエコ名刺ブランドの広報担当メンバー。名刺を通じて、エコロジーの意識を広めると同時に、人と人との素晴らしいつながりを生み出すことを目指している。エコ名刺は、環境に配慮した素材や製法を採用し、持続可能な社会づくりへの一歩を後押ししており、「環境に優しいだけでなく、美しく、印象に残る」名刺をお届けすることが、私たちの使命。
また、名刺をきっかけに生まれる人と人との出会いが、未来に向けた素晴らしい価値を生み出すと信じています。

私たちが推奨するエコ名刺には、環境問題への取り組みと、人と人との関係性を大切にするという私たちの思いが込められています。
名刺という小さな紙を通じて、より良い未来のための輪を広げていきたい。そんな思いを胸に、日々新たな挑戦を続けています。

「エコを選ぶ」という選択が、新しい出会いや価値を生む。そんな未来を一緒に作りませんか?
わたくしエコみどりが、皆さまの次の一歩を応援します!

目次