弁護士に名刺が必要な理由は?
司法修習生は名刺があると就活に有利なの?
弁護士は、信頼感を与えるために名刺を渡すのは効果的な手法の一つです。
また、司法修習生のときから名刺を持っておくと「就活の挨拶」の際にアピールができます。
新規で案件を獲得したいなら、交流会などで積極的に名刺を渡すのがおすすめです。
- 弁護士に名刺が必要な3つの理由
- 弁護士の名刺を作るときの4つのポイント
- 弁護士におすすめの名刺デザイン3選
「もっとクライアントを増やしたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
弁護士に名刺が必要な3つの理由
弁護士としてクライアントを増やそうと考えているなら、名刺は必ず準備しましょう。
名刺を渡すと、その場で商談に繋がったり、後日連絡をもらえたりするケースがあります。
弁護士に名刺が必要な、3つの理由は以下のとおりです。
- 信頼感が案件獲得につながる
- あとから名刺を見て専門分野が確認できる
- 交流会などで宣伝ができる
順番に解説します。
信頼感が案件獲得につながる
弁護士に求められる要素の一つとして「信頼感」が挙げられます。
初対面のクライアントに対して、会話だけで信頼を得てもらうのは至難の技です。
また、独立開業したばかりの弁護士の場合だと、商談に慣れていない方がいます。
信頼感を与えるツールの一つとして、名刺は有効です。
人は無意識に、色によって様々な印象を感じます。
そのため、弁護士に最適な色合いの名刺を選択するのがおすすめです。
信頼感や安心感を与える色は以下のとおりです。
- 深い青
- 灰色
- 黒
フォントは、明朝体が読みやすく最適です。
名刺のレイアウトは、名前や連絡先がひと目でわかるように工夫しましょう。
あとから名刺を見て専門分野が確認できる
弁護士といっても、人によって専門分野があります。
クライアントと商談の際に、あなたの専門分野が事前に伝わっているとスムーズに契約が可能です。
一方で、クライアントは弁護士について詳しくないケースがあります。
弁護士なら全ジャンルの法務に詳しいと思われていると、「思ったように対応してもらえなかった」といって契約解除に発展する可能性が高いです。
弁護士の主な専門分野は以下のとおりです。
- 交通事故
- 不動産
- 債務整理
- 企業法務
- 労働トラブル
- ネット誹謗中傷
- 不当要求
名刺交換をする際に、あなたの専門分野や実績などの話をすると、クライアントの印象に残りやすいです。
交流会などで宣伝ができる
新規の案件を獲得するには、交流会などで積極的に名刺を配るのがおすすめです。
たとえば、異業種の交流会がきっかけで、オンラインMTGからベンチャー企業の顧問弁護士になった方がいます。
まずは顧客との接点が大切なため、気軽に宣伝ができる名刺は必ず持ち歩きましょう。
交流会などで名刺を渡すポイントは、イベントの中で一貫して「誠実さ」や「信頼感」を演出しましょう。
できるだけ、お酒は飲まないのが好ましいです。
また、交流会に参加すると、会社の代表や意思決定者と直接繋がれるメリットがあります。
契約の決定権がある人物にアピールできるチャンスのため、もしもあなたが独立したばかりの弁護士なら積極的に交流会に参加して名刺を配りましょう。
司法修習生は名刺があると就活で使える
司法修習生は、配属庁が決定したあとに名刺を作成するのがおすすめです。
そのまま就活にも利用できるため、100枚程度は名刺を作っておいて損はないでしょう。
名刺に記載すべき項目は以下のとおりです。
- 最高裁判所司法研修所第○○期司法修習生
- 氏名とふりがな
- 配属庁(〇〇地方裁判所)
- 携帯電話番号
- メールアドレス
- 顔写真
- 経歴(学歴)
名刺のデザインは、シンプルに白ベースに明朝体の文字を記載するようにしましょう。
また、名刺交換の際は、元気よく大きな声で印象に残るように意識しましょう。
弁護士の名刺を作るときの4つのポイント
弁護士の名刺を作るポイントは以下の4つです。
- 顔写真入りの名刺で信頼感を与える
- カラーごとの心理学で安心感を演出する
- QRコードで自社のHPへ促す
- 業務内容や実績を記載する
順番に解説します。
顔写真入りの名刺で信頼感を与える
弁護士として案件を獲得するなら、顔写真入りの名刺は信頼を得るための有効な手段です。
弁護士は、詐欺師の肩書として使われるケースがあります。
そのため、顔写真の他に個人を特定できる情報を入れておくと、相手は安心です。
顔写真の他に信頼感をあたえる情報は以下のとおりです。
顔写真を名刺に記載するメリットとしては、後から名刺を見たときに思い出してもらいやすいです。
- 弁護士番号
- 弁護士会
- 修習期
もしあなたが、個人を相手にお仕事を受注しようと考えているなら、顔写真入りの名刺を作っておくのがおすすめです。
カラーごとの心理学で安心感を演出する
人は、視覚の情報によって無意識に感情を動かされています。
色でも「安心感」を与えられるため、積極的に活用しましょう。
弁護士の名刺におすすめな色の組み合わせは、以下のとおりです。
- 黒と白(モノトーン)
- 青と緑
黒と白の名刺は、「権威がありそう」や「プロフェッショナル」といった印象を与えます。
モノトーンの中にあなたのイメージカラーをアクセントとして入れるのは印象に残すための有効な手段です。
青と緑の名刺は、信頼感や安心感といった「安らぎ」を与えます。
そのため、弁護士に「安心してお任せしたい」を思っている顧客にとって有効な色の組み合わせです。
企業向け、個人向けと色合いの異なる2種類の名刺を使い分けるのもおすすめです。
QRコードで自社のHPへ促す
あなたは既に、自分の弁護士としてのホームページを作成しているかもしれません。
もしホームページがない場合は、X、Facebook、InstagramといったSNSをどれか1つでも始めましょう。
カスタマージャーニーとしては、名刺を受け取った後に「信頼できる人か」ネット上であなたのことを検索する場合がほとんどです。
そのため、名刺交換をする前にネット上であなたのプロフィールやサービス内容がわかるよう記載するのがおすすめです。
可能であれば会社のWEBサイトがあると「ちゃんとしてるな」という印象を与えられます。
独立したばかりでホームページの準備が整っていなければ、Instagramなどでも代用できます。
業務内容や実績を記載する
名刺をもらった方が、あなたの弁護士としての業務をひと目で把握できるように、得意分野などを記載しておきます。
名刺に記載しておくべき、項目は以下のとおりです。
- 得意分野
- 過去の実績
- 経験年数(弁護士になった年)
すでに実績があれば、名刺に記載しておくと初対面のクライアントに対して信頼を得やすい傾向にあります。
また、新人弁護士が名刺を作る場合は、以下の内容の記載がおすすめです。
- 所属事務所の強み
- 所属事務所の実績(記載の許可の確認は必要)
事務所に所属していたとしても、氏名を貰えるようになれば、徐々に任される仕事が増えます。
もしも独立開業を将来的に考えているなら、今のうちから投資として名刺を作成し、配っておくのがおすすめです。
弁護士におすすめの名刺デザイン3選
弁護士におすすめのデザインをecobeの中から3つ紹介します。
- パッと見で分かりやすいシンプルなデザイン
- モノトーンで高級感を演出するデザイン
- 写真付きの写真で印象に残るデザイン
デザインに迷っている方は、ぜひecobeの無料サンプルを取り寄せて実物を確認してみましょう。
パッと見で分かりやすいシンプルなデザイン
パッと見で分かりやすいデザインの名刺を作りたい方は、シンプルデザイン(ビジネス向け)がおすすめです。
白地をベースとしており、すべてのビジネスシーンで利用ができます。
一方で、印象に残りにくいデメリットがあります。
デメリットを補うにはレイアウトなどを工夫しましょう。
シンプルな名刺で、印象に残すためのポイントは以下のとおりです。
- 表面には最低限の情報しか記載しない(名前、事務所、連絡先)
- 裏面に実績やQRコードなど必要な情報を記載する
正面がシンプル過ぎると「裏面になにか書いてあるのかな?」と疑問に感じて、名刺の裏を見てもらえる可能性があります。
名刺を見ている時間が長いほど、印象に残りやすいため覚えておきましょう。
モノトーンで高級感を演出するデザイン
モノトーンで高級感を演出するデザインの名刺を作りたい方は、モノトーンライン縦モノクロがおすすめです。
※サイト内検索条件のモノクロをチェックして検索すると、すぐにデザインが確認できます。
縦書きの名刺のため、横向きの名刺よりも印象に残りやすいです。
また、黒ベースのストライプラインが、アクセントを感じるさせるため高級感を演出します。
また黒色は、風水的に「お金が出ていきにくい色」とされています。
もしもあなたが、金融関連の案件を増やしていきたいと考えているなら、モノトーン縦モノクロがおすすめです。
顔写真付きで印象に残るデザイン
顔写真付きで印象に残るデザインにするなら、ajo写真付シリーズ201104-024がおすすめです。
※サイト内検索条件の写真・ロゴ入りをチェックして検索すると、すぐにデザインが確認できます。
掲載する写真を撮影する際のポイントは以下の3つです。
- スーツを着る
- 髪型など身だしなみを整える
- 笑顔
受け取った側は、怖い表情の写真よりも笑顔の写真の方が好印象に感じます。
また、弁護士に相談する際に気軽に声をかけやすいです。
もしもあなたが、どんな名刺にしようか迷っているのであれば、顔写真付きの名刺がおすすめです。
ecobeなら、100枚あたりの価格は写真なしが3,800円〜、写真ありが4,600円〜のため金額差はほとんどありません。
無料サンプルを取り寄せて、印刷の仕上がりを確認してみましょう。
まとめ
本記事では、弁護士が名刺を作る際の印象に残すポイントや、おすすめのデザインなどをご紹介しました。
弁護士は、積極的な名刺交換で案件の受注に繋げられます。
また、司法修習生なら就活を有利に進められます。
名刺交換の作法も併せてマスターしておくと、売上アップに繋がるでしょう。
本記事で紹介した名刺作成のポイントや、おすすめのデザインを参考にして、まずは無料サンプルを取り寄せてみてはいかがでしょうか。