面白い名刺にするにはどうすればいいんだろう?
名刺はあなたをプレゼンする大切なツールです。
それを当たり前のように相手に渡すことは、自分をしっかり売り込むチャンスを逃しているといっても過言ではありません。
そこで今、面白くインパクトのある名刺が注目されています。素材やフォントなど面白い名刺で自分を上手に売り込んでみませんか。
名刺1つで会社やあなたの評価なども変わってきます。個性的なオリジナル名刺で好印象や信頼を掴むチャンスを作りましょう。
- 面白い名刺を渡す意外な理由
- プロが選ぶ|面白い名刺
- 面白い名刺を作る際に知っておいて欲しいこと
この記事では、面白い・インパクトのある名刺について紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
面白い名刺を渡す意外な理由3つ
あなたは名刺を渡す意味を深く考えたことがありますか?
実際、会社に入社し名刺を渡され、それを取引先に渡すことが当たり前になっている方が大半です。
また、もらった方も名刺入れに保存し、何度も見返すことが少なくなっています。
それだけの紙になにの意味があるのか?と思われるでしょう。
しかし名刺にはとても大切な役割があるのです。ここでは、名刺を渡す意外な理由を紹介していきます。
相手の記憶に残すため
名刺は手渡しでおこなうので、必然的にお互いの顔を見ながら受け渡しをします。
名刺交換を拒否されるなどの例外を除けば、確実に名刺を見てもらえるので名刺に書かれている情報も印象に残りやすいです。
名刺でインパクトを残した上で、のちのち思い出してもらえれば仕事を発注してもらえる可能性が高まります。
意外性のある名刺のデザインや内容にこだわることで、会話のきっかけを得ることもあるでしょう。
名刺の存在感はそれだけ大事なのです。
同業他社と差別化するため
名刺にインパクトを与えるという意味では、同業者との差別化は大切です。
仮にクライアントが委託先を探している際に、ユニークな名刺であればほかの同業者よりも目が付くことで興味を持って問い合わせてもらえる可能性も高まります。
自分の趣味であったり個性的なデザインにするのもよし、業績を記載することもよし、何でも自分をアピールするような名刺にしてみましょう。
ユニークな名刺はクライアントに注目されるはずです。
名刺から話を広げるため
インパクトのある名刺を渡すことで、相手との会話も生まれます。面白い名刺を持っているだけで話すきっかけにもなります。
初対面では名刺から雑談するケースも多いです。
名刺から話を広げて先方にリラックスしてもらうなど、話のネタとして利用するのもいいでしょう。
名刺には話のネタになりやすいことを記載するのもおすすめです。
例えば、難易度の高い資格を書くだけで「この人はすごい人なんだ!」という認識から話もいい方向に進んでいく可能性が広がります。
小さなきっかけから話が広がることもありますので、名刺の記載内容にはこだわりを持ちましょう。
プロが選ぶ|面白い名刺5選
名刺を専門店のエコビーでは様々な特徴の名刺を多く扱っています。
ここでは、名刺のプロがおすすめする面白い名刺や代表的な名刺を紹介していきます。
1.ブランディング名刺
ビジネスシーンの中で、印象に残りたい相手にわたすことが多いのが名刺ですが、そんな中注目されているのがブランディング名刺です。
一言でブランディング名刺と言ってもその種類は多彩です。
例えば、自分のプロフィールをさらに詳しく書いたり、自画像のイラストや写真を載せることでクライアントに強く印象付けることもできます。
また、2枚・3枚折りの名刺で自分を厚く売り込むことができるのもブランディング名刺の特徴です。口下手な人や、名刺交換の際に自分を売り込む時間がなかった場合でも大変有効的な名刺といえるでしょう。
ブランディング名刺は、自分のブランド力をしっかりアピールできる名刺なので、特に経歴など自信のある方におすすめです。
2.点字名刺
性的な名刺の1つとして挙げられるのが「点字名刺」です。点字といえば、エレベーターや駅のホームなどで目にすることがあると思いますが、名刺で目にすることはほとんどないでしょう。
点字名刺を使うことで、目が見えないクライアントにも認知してもらえること、障害を持っている方ともコミュニケーションが取れるというのが一番のメリットとなります。
また、クライアントとの名刺交換の際にも印象が変わります。
話題として点字名刺を作った経緯などの話もできそうですね。
まだまだ認知度の低い点字名刺ですが、少しでも会話に挙げることや話題になることで認知度や障害の壁もなくなる一挙両得な名刺でもあり、渡したときに優しさの輪を広げることができます。
3.笑い文字名刺
笑い文字とは、廣瀬まさみ氏が創案された「笑顔」と感謝と喜びの循環を生む文字のことを指します。
笑顔のイラストと文字を融合させた創造的な文字です。
丸吉日新印刷株式会社が進める「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」の三方よしを実現するためのプロジェクトでもあります。
例えば、名前に笑顔を入れたり、自分の好きな言葉に笑顔を入れたりすることで印象的な名刺になります。
また、その人の印象が柔らかく優しい印象になるのも特徴です。接客やサービス業などの方にもおすすめです。
やはり普通の堅苦しい名刺よりも印象もよく、見た瞬間自然と笑顔になってしまうような名刺でもあります。
感謝や喜びは心に留まったままですが、笑い文字はその気持ちを相手に具現化して伝えることができるのでいいですね。
4.毛筆名刺
毛筆名刺は、見やすさだけではなく毛筆で書いた名刺を取り入れれば、それだけでぐっと強く個性的な印象を与えることができます。
毛筆名刺のいいところは、力強い個性的な印象を名前や職種でアピールできること、日本古来のイメージで商談の場で会話が和むきっっかけになることなどもあります。
また、他にはないオンリーワンな名刺になることもメリットの1つです。
特に文章を扱うお仕事や書道家の方などにおすすめです。
しかし、ぱっと見た感じで読みづらいのがデメリットとして挙げられます。
その場合、裏面は通常のフォントで加工したり、ふりがなを通常の自体で付けるなどの工夫をおこなうとさらに見やすくなりますね。
感謝や喜びは心に留まったままですが、笑い文字はその気持ちを相手に具現化して伝えることができるのでいいですね。
5.特殊素材名刺
名刺の素材は、受け取る人の印象に多く関係しています。
さわり心地や厚みなどで、会社の印象やあなた自体のイメージも変わる可能性があります。
では、どのような素材がいいのか、選ぶべきポイントや具体的な素材なども紹介しましょう。
昨今、SDGsが注目されており、会社や個人でもSDGsに配慮した行動も求められています。
- ザンビアバナナ
- 富良野ラベンダー名刺
- オホーツクホタテ
- 桜
- 竹はだ
- ヨシ
- 帆布
- マガジンペーパー
- 間伐材
- デニム
- バガス
- 折り鶴
- カーネーションペーパー
- 東北コットンペーパーCoC
など、持続可能な素材を使った名刺が注目されています。
また、SDGsを意識した名刺は相手に好印象や信頼感を上げることも可能です。
おすすめの名刺素材については以下の記事で詳しく解説をしています。
面白い名刺を作る際に知っておいて欲しいこと
様々な名刺の種類や素材など紹介してきましたが、個性的な名刺を作ることは意外と抵抗がある人も多いでしょう。
やはり無難な名刺を作って当たり障りないようなものを選ぶ、特にこだわった名刺を作る必要がないと思うクライアントもいるかもしれません。
そこで、ここでは名刺を作るために知っておいてほしいことを紹介しましょう。
前例にとらわれない
個性的な名刺を作るということに対して、会社に前例ががない、業界の風習に合わないなどという先入観に囚われていては面白い名刺は作れません。
たとえ前例がない名刺でも、固定概念にとらわれずにチャレンジするのはクライアントから見ても面白い会社や面白い人間だと思われるメリットも多く含んでいることを想像してみましょう。
自由度が高いからこそ、おのずと会社全体の士気が高まるという考えもあります。
時代に沿った名刺の素材を活用する適応力なども好感が持てますし、そういった会社に興味が湧いたり、信頼関係を作ってみたいと思うのではないでしょうか。
そういった意味でも、前例に囚われない名刺は魅力的といえます。
素材にもこだわる
名刺でもっとも使われている用紙に「コート紙」があります。
コート紙の特徴として、光沢があり、平滑性が高く、艶を消すこともできる多様性もありとても人気のある素材です。また、印字もきれいで安価で作れます。
しかし、名刺は手渡しができる唯一のツールでもあり、「素材」にこだわりたいところです。
肌触りの良い用紙を選ぶことで他の名刺との差別化もできるので個性を持たせることも大切です。
さらに、SDGsへの取り組みなどで好印象や信頼度を上げることもできます。
「素材」にこだわることは、もらった時の肌触りはもちろん、他社との違いをはっきりわかりやすく見える証でもあります。
まとめ
今回は、インパクトがある面白い名刺についてご紹介してきました。
最近ではオンラインで名刺交換ができるような時代ではありますが、まだまだ日本では印刷された名刺を手渡しする文化が主流です。
名刺交換をすることで、印象に残りやすくなるメリットを考えると、インパクトがある面白い名刺や、素材が特殊な名刺などは他の名刺に比べて印象に残ると思います。
自社や自分のイメージやコンセプトに合う素材で工夫してみるのもおすすめです。自分の伝えたい気持ちを名刺を受けとった相手に同じように感じてもらえることは大切です。
取引先の方に、「このひとは面白いかもしれない!」と思ってもらえる名刺を作れるようになりましょう。