名刺にLINEアカウントを載せるとどんなメリットがあるの?
名刺にLINEアカウントを載せる方法が知りたい!
- 名刺にLINEアカウントを載せるべき理由
- 名刺にLINEアカウントを載せる3つのメリット
- 名刺にLINEアカウントを載せる2つの方法
- 名刺にLINEアカウントを載せる際の5つの注意点
名刺の連絡先には、電話番号やメールアドレスを載せるのが一般的です。
しかし、LINEアカウントを合わせて載せておけば、連絡先交換がスムーズにできたり、ビジネスにつなげられるといったさまざまな魅力があります。
そこで本記事では、名刺にLINEアカウントを載せるべき理由やメリット、LINEアカウントを載せる方法、注意点について詳しく解説します。
名刺にLINEアカウントを載せようと検討している方や、名刺交換をきっかけにビジネスを発展させたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
名刺にLINEアカウントを載せるべき理由
LINEは幅広い層で日常的に使われており、約9,400万人の利用者がいるアプリです(2022年12月発表時点)。
連絡手段として最も馴染み深いアプリなので、名刺にLINEアカウントを載せておけば、より気軽に連絡が取り合えるようになります。
名刺には電話番号やメールアドレスを載せているため、LINEアカウントをわざわざ載せなくても良いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、LINEで気軽にやり取りをすることで、ビジネスにおいても良い関係を構築できます。
多くの人に馴染み深いLINEだからこそ、これからの時代の名刺にはアカウントを載せるべきだと言えるでしょう。
名刺にLINEアカウントを載せる3つのメリット
名刺にLINEアカウントを載せることで得られるメリットは大きく3つあります。
メールよりも気軽に連絡が取れる
メールの場合、宛先や件名、本文、署名などを入力して送信するため、1通1通に少し時間がかかってしまいます。
しかし、LINEを連絡手段として利用すれば、宛先などを入力しなくても気軽に連絡できるのがメリットです。
また、過去のやり取りをトーク画面上ですぐに確認できるため、「どんなやり取りをしていたかな?」と混同することもありません。
名刺交換をきっかけにLINEでやり取りできるようになれば、相手と気軽に連絡が取れ、関係構築もしやすくなるでしょう。
交流会などでもスムーズに連絡先を交換できる
ビジネスマンの場合、交流会などに参加して一度に多くの方と名刺交換を行うこともあると思います。
ただ、名刺交換をしたからと言って、実際に連絡を取り合う関係になるのは簡単なことではありません。
理由は、交流会後に名刺を確認しながらメールアドレスを打ち込んで連絡しなければいけないため、手間がかかってしまうからです。
しかし、名刺にLINEアカウントを載せておけばその場で読み込んでもらえるため、連絡先の交換がスムーズにできます。
交流会終了後もさっと読み込んでメッセージを送れるため、人脈作りにも役立つのがメリットです。
自社商品・サービスの宣伝ができる
企業によっては、LINE公式アカウントを運用している場合もあるでしょう。
LINE公式アカウントでは、メッセージ配信やチャットといったさまざまな機能があるため、名刺交換をきっかけに登録してもらえれば自社商品・サービスの宣伝などもできるようになります。
通常の名刺では商品・サービスの宣伝までは難しいですが、LINE公式アカウントを載せておけば効率良くPRが可能です。
名刺にLINEアカウントを載せる2つの方法
名刺にLINEアカウントを載せる場合、簡単に登録してもらうためにもQRコードを記載するのがおすすめです。
ここでは、LINEからQRコードを発行して載せる方法とURLから作成して載せる方法の2パターンをご紹介します。
LINEからQRコードを発行して載せる
まずは、ホーム画面から「友だち追加」のボタンをタップします。
友だち追加メニューの「QRコード」をタップするとQRコードリーダーが立ち上がるため、下部にある「マイQRコード」をタップしてください。
QRコードが表示されたら、赤枠で囲んだ保存ボタンをタップして、端末に画像を保存しましょう。
名刺を自作する場合は、保存したQRコードの画像を適切なサイズでレイアウトして完成です。
サイズに関しては次項で詳しくご紹介します。
また、外注する場合も、画像データを渡せば問題ありません。
LINEのURLからQRコードを作成して載せる
QRコードを自作する場合は、LINEのURLを取得する必要があります。
先程の手順と同様、友だち追加メニュー内のQRコードから「マイQRコード」をタップします。
QRコードが表示されたら、赤枠で囲んだ「リンクをコピー」をタップしてください。
インターネットで「QRコード作成」などと検索すれば、QRコードを無料で発行できるサイトが出てくるため、コピーしたリンクを貼り付けてQRコードを取得しましょう。
QRコード画像をダウンロードできたら、名刺にレイアウトして完成です。
LINEアカウント以外のQRコードを載せる場合は、統一感を出すためにもURLを変換して作成するのがおすすめです。
名刺にLINEアカウントを載せる際の5つの注意点
名刺にLINEアカウントを載せる際は注意点もあります。
ただ載せるだけでは、読み取れなかったり名刺の見栄えが悪くなるといった問題が起こる可能性もあるため、5つの注意点を意識しておいてください。
メールアドレスも載せておく
LINEアカウントを載せるからと言って、メールアドレスの表記を省くのはNGです。
必ず、電話番号やパソコンのメールアドレスは表記するようにしてください。
LINEはプライベートの連絡手段として用いられることが多く、「ビジネスのやり取りには使いたくない」と考える方も少なくありません。
LINEアカウントしか載せていなければ、連絡を取りたくても取れないといった状況が生まれ、機会損失につながる可能性もあるので注意しましょう。
QRコードのサイズ・余白を十分に取る
LINEアカウントのQRコードを載せる際は、サイズと余白を十分に取る必要があります。
サイズと余白の目安は以下の通りです。
項目 | 寸法 |
---|---|
サイズ | 15×15mm以上 |
余白 | 上下左右2mm以上 |
QRコードは小さすぎると上手く読み込めないため、最低でも15×15mm以上のサイズになるように調整してください。
また、QRコードの周りに他の情報が表記されていると認識しづらくなるため、余白を十分に取りましょう。
サイズ・余白をきちんと確保している方が、よりLINEアカウントも際立ちます。
他SNSのQRコードとデザインを統一する
他のSNSのQRコードを載せる場合、デザインは統一するのがポイントです。
LINEアカウントを載せる方法でもご紹介したように、URLからQRコードを作成してください。
QRコードのデザインにばらつきがあると、名刺全体のまとまりがなくなってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
また、雑な印象を与えかねないので注意してください。
用紙は艶なしを選択する
LINEのQRコードを読み取る際、用紙に艶があると光を反射して上手く読み取れないこともあります。
そのため、名刺の用紙は艶のないタイプを選択してください。
たとえば、マットコート紙や上質紙などがビジネスシーンでも良く使用される艶なしの用紙です。
また、エコ用紙も艶を抑えた自然な仕上がりになるのでおすすめです。
エコ用紙に関しては、以下のページでもご紹介していますので参考にしてみてください。
不特定多数に渡す場合は注意が必要
プライベートでも使用している個人のLINEアカウントを名刺に載せる場合、不特定多数に渡すのはあまりおすすめできません。
悪用や情報漏洩といったトラブルに巻き込まれる可能性もあるからです。
信頼できそうな人や企業、これから良好な関係を構築したいと思える相手には積極的に伝えると良いですが、注意しながら渡すようにしてください。
まとめ
本記事では、名刺にLINEアカウントを載せるべき理由やメリット、LINEアカウントを載せる方法、注意点について解説しました。
LINEは日常的に多くの人が利用しているアプリなので、気軽に連絡が取れたりスムーズに連絡先を交換できるといったメリットが多数あります。
ビジネスシーンで活用すれば、生産性の向上や相手との良好な関係構築にもつながるため、名刺からLINEを読み取れるようにすると良いでしょう。