占い師に名刺は必要なの?
占い師として活動していくためには、丁寧な占いと同じくらい営業も重要です。
名刺は営業ツールとしても有効なので、上手く活用できれば信頼関係が生まれ、リピートにも繋がりやすくなります。
そこで本記事では、占い師の名刺がリピート率を上げる理由、名刺を持つメリット・デメリット、占い師にふさわしい名刺をご紹介します。
- 占い師の名刺がリピート率アップに繋がる2つの理由
- 占い師が名刺を持つメリットとデメリット
- 占い師が名刺を活用する2つのポイント
- 占い師にふさわしい名刺の種類2選
名刺を持っていない方、営業に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
占い師の名刺がリピート率を上げる2つの理由
占い師の名刺がリピート率を上げる理由を2つご紹介します。
占術など自分のことを覚えてもらえるため
占い師の方の多くは、お客様の鑑定を始める前に自己紹介すると思います。
しかし、鑑定前のお客様は「何を占ってもらおう」といった思いで緊張していることもあるため、口頭での自己紹介だけでは覚えてもらいづらいです。
名刺があれば、占いが終わったあとの落ち着いた状態で情報を見返してもらえるため、自分のことを覚えてもらいやすくなります。
丁寧な占いでお客様に満足してもらうのも大切ですが、名刺を上手く活用すればリピートにも繋げやすくなるでしょう。
お客様と信頼関係を築けるため
名刺には自分の名前や店舗情報以外にも、占術や経歴、メディア出演情報など、さまざまな内容を記載できます。
名刺を通して「自分はどんな人か」「どんな占いができるのか」を伝えれば相手は安心感を抱くため、信頼関係を築ける可能性が高いです。
占い師という特殊な職業だからこそ、自分の情報をきちんと伝えてお客様に信頼してもらう必要があるため、名刺を活用して積極的に伝えましょう。
占い師が名刺を持つ3つのメリット
占い師が名刺を持つことで得られるメリットを3つご紹介します。
集客ツールとして使える
占い師が名刺を持つメリットは、集客ツールとして使用できる点です。
WebサイトやSNS、占い師検索サイトに登録するなどの集客方法が一般的ですが、面と向かって手渡しできる名刺も、立派な集客ツールになり得ます。
たとえば、名刺を渡すことでお客様の印象に残るため、2回目の鑑定に繋がる可能性が高くなります。
また、お客様自身が名刺を友人や家族に渡して、紹介してもらえることもあるでしょう。
占いの売り上げを上げるためには集客が重要なので、名刺も手段の1つとして用意しておくのがおすすめです。
親近感が湧きリピートに繋がる
名刺で会話のきっかけを作り、お客様に親近感をもってもらえるようになれば、自然と距離は縮まっていきます。
人は、親近感を抱く相手に対して好印象をもつため、「またこの人に依頼したい」とリピートに繋がりやすくなるでしょう。
ザイオンス効果で評価が上がる
ザイオンス効果とは「単純接触効果」とも呼ばれており、相手に何度も接触することで自分に対する評価や好感度が上がることを指します。
たとえば、最初は興味がなかった人でも、会う機会が多かったり目にする機会が増えることで、親近感が湧くのもザイオンス効果です。
占いは平均30分程度と鑑定時間が短いため、自己紹介にあまり時間を避けません。
しかし、名刺を渡して自分をアピールしておけば、占いが終わった後も確認してもらえるため、ザイオンス効果を得られる可能性があります。
名刺の内容に工夫は必要ですが、評価や好感度アップにも繋がるでしょう。
占い師が名刺を持つ2つのデメリット
占い師が名刺を持つデメリットを2つご紹介します。
デザインによっては逆効果も
お客様に信頼してもらいリピートに繋げるためには、名刺をただ渡すだけではいけません。
どうやったら信頼してもらえるのか、デザインをしっかりと考える必要があります。
たとえば、ミステリアスな雰囲気を出したいからといって、名前しか明かしていない名刺であれば、お客様に必要な情報が伝わらないため意味がありません。
また、占術や出演情報などの本来信頼に繋がる情報でも、書きすぎて見づらくなってしまえば逆効果です。
名刺で効果を得るためにも、デザインを工夫しましょう。
渡し方・タイミングに工夫が必要
先程もご紹介したように、鑑定前のお客様は「何を占ってもらおう…」という意識が強いため、渡し方やタイミングには工夫しなければいけません。
たとえば、初めは口頭で自己紹介し、鑑定後に名刺を渡しながら再度簡単な自己紹介をするのも良いでしょう。
また、初めに渡す場合は、「SNSも見てくださいね」などと、自宅に帰ったあとにも見てもらえるように声かけをするのがおすすめです。
せっかくの名刺も忘れられては意味がないので、名刺の渡し方やタイミングも工夫してみてください。
占い師が名刺を活用する2つのポイント
実際に、名刺はどのように活用すれば良いのでしょうか。
ここでは、ポイントを2つご紹介します。
近隣店舗・飲食店などに置かせてもらう
近隣の店舗や飲食店などに名刺を置かせてもらうことで、集客に繋がる可能性があります。
交渉する必要はありますが、興味を持ってくれた方が名刺を見て占いを利用してくれることもあるでしょう。
お客様に対するメッセージを記載する
お客様に対するメッセージを裏面などに記載するのも、効果的な活用方法です。
たとえば、「誕生日で気になる人との相性を占います」など、自分の占術でできることを記載しても良いでしょう。
また、感謝のメッセージとともに「悩みがあればいつでもご相談ください」など次回に繋がるメッセージを記載するのもおすすめです。
お客様がメッセージを見たときに、印象に残るような温かい内容を記載しましょう。
占い師にふさわしい名刺の種類2選
占い師にふさわしい名刺を2つご紹介します。
QRコード入りの名刺
名刺には限られた情報しか記載できないため、QRコードを活用するのがおすすめです。
たとえば、自身のWebサイトやSNS、占術についての解説など、QRコードで手軽に読み込んで確認できるようにしましょう。
QRコードであれば、多くの情報をすっきりまとめて記載できるため、名刺のデザインを損ないません。
お客様も読み込むだけでアクセスできるため、双方のメリットになるでしょう。
落ち着いた雰囲気の名刺
占い師はお客様との信頼関係が重要なので、落ち着いた雰囲気のある名刺が合います。
たとえば、ポップな可愛らしいデザインよりも、シンプルで大人っぽいデザインがおすすめです。
また、しっかりと厚みのある用紙の方が重厚感もあるため、「信頼できる人」という印象は強くなります。
もちろん、客層や占いの世界観によってはポップな名刺が合う可能性もあるので、一概には言えません。
しかし、落ち着いた雰囲気の名刺の方が、信頼感は得やすいでしょう。
まとめ
本記事では、占い師に名刺が必要な理由、名刺を持つメリット・デメリット、占い師にふさわしい名刺をご紹介しました。
占い師として活動していくためには、お客様に寄り添った丁寧な占いはもちろん、営業も欠かせません。
名刺を上手く活用できれば立派な営業ツールになるので、新規客やリピーター獲得にも繋がるでしょう。
本記事を参考に、デザインや渡し方・タイミングなどを工夫して、素敵な名刺を作成してみてください。