名刺に電話番号を記載したいけど、英語表記の仕方が分からない
近年は情報網の発達により、海外企業とビジネスを行う企業が増えてきています。
また、電話番号を英語表記にすると、海外からすぐに電話をかけられるため、ビジネスにつながる可能性があります。
本記事では、名刺に電話番号を英語表記するポイントや、案件獲得につながるデザインの名刺を紹介します。
・海外企業向けの名刺は電話番号の英語表記が必要
・海外企業にも使える名刺の種類3選
・海外の案件獲得につながる名刺作成の2つのポイント
名詞における、電話番号の英語表記について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
海外企業向けの名刺は電話番号の英語表記が必要
海外企業向けの名刺を作成する際は、電話番号を英語表記にする必要があります。
また、FAXやフリーダイヤルも表記を変更しましょう。
電話番号の英語表記に変更すると、海外からすぐに電話がかけられるため、ビジネスにつながる可能性があります。
電話番号の英語表記のポイントについて、詳しく解説していきますね。
電話番号は頭番号の0の代わりに+81を明記する
海外企業向けの名刺に電話番号を記載する際には、頭番号を0から始まる番号ではなく+81から明記するようにします。
頭番号の「+」は国際電話という意味です。
スマートフォンで連絡する際には、「0」ボタンを長押しすると「+」の入力が可能です。続けて電話番号の最初の0を省いた電話番号を入力します。
たとえば、電話番号が090-111-222の場合、名刺に英語表記すると「+8190-111-222」です。
企業が連絡しやすいように、ぜひ名刺には国際番号で明記しておきましょう。
携帯電話番号はcell-phoneがおすすめ
海外企業向けの名刺を作成する際には、携帯電話番号はcell-phoneと英語表記するのがおすすめです。
海外だと携帯電話番号の表記は、「cellular phone」もしくは「cell-phone」が一般的です。
また「personal phone」表記でも特に問題ありません。文字数のバランスを見て記載するようにしましょう。
FAXは同じ表記で伝わる
FAXの連絡先表記はそのまま同じ明記で伝わります。
本来FAXは短縮系であるため、ピリオドを打つことが望ましいです。
一方で海外でもピリオドなしで使用しているため、それほど気にする必要はありません。
FAXの番号も前述した携帯電話番号と同じように「+81」から始まる英語表記にしておきましょう。
フリーダイヤルは和製英語のためToll Freeと書こう
海外企業向けの名刺を作成する際に注意したいのが、フリーダイヤルです。
結論としては、「Toll Free」と表記しましょう。
フリーダイヤルは和製英語のため、「Free dial」と表記しても意味が伝わらないケースがあります。英語圏で通話料無料の電話番号は、「toll free telephone service」という言葉が一般的に使われています。
フリーダイヤルは海外からでも無料で電話ができるため、表記しておくと仕事につながる可能性があるでしょう。
海外企業にも使える名刺の種類3選
ここからは、海外企業にも使える名刺の種類を紹介していきます。
名刺の種類は以下の3つです。
- 片面が日本語で反対が英語のタイプ
- 片面に日本語と英語が両方記載のタイプ
- 英語表記のみのタイプ
順番に解説していきます。
片面が日本語で反対が英語のタイプ
名刺の裏面に英語表記を記載しておくと、国内用と海外企業用で併用して使用できます。
さらに日本語表記と英語表記をまとめて印刷できるので別々に持っておく必要がなく、名刺用紙のコスト削減も可能です。
また日本と海外では前述した電話番号のように、住所記載の順番が違うので、作成の際には注意しましょう。
片面に日本語と英語が両方記載のタイプ
「仕事の関係上、和英混合でたくさん情報を載せたい」という方は、片面に日本語と英語の両方が記載されているタイプがおすすめです。
名刺の上半分を日本語、下半分を英語で記載することで情報が分かりやすくなり、機能的な名刺となります。両方記載のタイプは情報量が多い分、フォントのサイズが小さくなってしまうので視認しやすいフォントに変更しましょう。
また、上下で名刺のカラーを変えるとより分かりやすい名刺になるのでおすすめです。
英語表記のみのタイプ
日本と海外では名刺に対するマナーが違うので、英語表記のみのタイプを作り海外企業の名刺交換専用で作るのも1つの手です。
日本では名刺交換の際にはしばらく机の上に置きますが、海外だと「自己紹介」「握手」感覚で交換します。
海外の名刺マナーは日本と比較すると、より自由なデザインでOKです。形式にこだわらずに、印象に残る名刺のデザインにしましょう。
海外の案件獲得につながる名刺作成の2つのポイント
海外企業の案件獲得につながる名刺作成のポイントについて紹介します。
案件を獲得するには、エコ素材を使用したり和風のデザインを採用し、環境に配慮した日本の企業だとアピールするのが重要です。
順番に解説していきますね。
名刺の素材でSDGsに配慮し好印象を与える
海外の案件獲得につながる名刺作成のポイントの1つ目として、エコ素材を使用した名刺を使ってみましょう。
また、木材や再生紙から作られた用紙で名刺を作るのは、SDGs目標の1つ「責任ある消費と生産」につながります。エコ素材としては、バナナから作られた素材や、ラベンダーと古紙と組み合わた素材などです。
特に、竹から作られた名刺はサステナブルなだけでなく、高級感も演出できるためおすすめです。名刺にエコ素材を使用すると、環境に配慮した企業として、海外からの信頼を高められるでしょう。
和を強調し日本らしさをアピール
海外の案件獲得につながるポイントとして、和風のデザインを採用し日本らしさを演出するのもポイントです。
特に、和風のデザインにすることで、落ち着いた印象や、洗練されたブランドイメージをアピールできます。
また、名刺のフォントも手書き風の書体にすると日本の企業らしさをアピールできます。
名刺の素材はツルツルとした用紙よりも、ざらざらした和紙風の素材を選ぶようにしましょう。
日本の企業の中でも印象に残れば、連絡が来る確率が増えます。色合いや素材など、トータルで名刺に和を演出させましょう。
まとめ
本記事では、海外企業向け名刺の電話番号の記載方法と、名刺の種類や案件獲得のためのデザインなどをご紹介しました。
電話番号を国際的な表記方法にしておくことで、海外企業とスムーズにやり取りができるでしょう。
さらに、名刺のデザインや素材にもこだわり、日本の企業ということをアピールすると、より印象に残りやすいです。
ご紹介した電話番号における英語表記のポイントを参考に、仕事につながる名刺を作成してみてください。